本プログラムは、橋梁の最適延命化方策選定を目的としたものであり、最適調査方法選定プログラム、最適対策工法選定プログラムの2つから構成されています。
本プログラムでは、１種類 の変状に対して使用可能です。対象構造物に複数の異なる変状がある場合は、本プログラムを複数回利用し別ファイルとして管理する必要があります。
プログラムの構成は以下の通りです。
- 基本情報入力
- 最適調査方法選定プログラム
- 最適対策工法選定プログラム
対象構造物の情報等を入力する画面です。構造物の材質、部位等を入力・選択してください。
外観変状、環境条件の質問に回答し変状の原因を推定（一次調査）したうえで、
可能性がある変状について最適な調査方法を選定することが可能です。
（調査結果を入力することで変状原因の推定精度を向上することなども可能：二次調査）
質問に回答することで、変状の状況や損傷に応じた適切な対策工法を選定することが可能です。 また、対象部材の維持管理方策(シナリオ)、環境･施工条件、予定供用期間を設定することで、 経済性に優れた対策工法を絞り込むことが可能です。
プログラムが適用可能な対象構造物は以下の通りです。
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コンクリート構造物
PC部材（PRC部材）、RC部材
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鋼構造物
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上部工
桁、床版、壁高欄、地覆
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下部工
橋脚梁、橋脚柱、橋脚フーチング
橋台竪壁、橋台フーチング
プログラムで取り扱う変状は以下の通りです。
・中性化、塩害、凍害、化学的侵食、アルカリシリカ反応（ASR）、床版疲労
・定着部（偏向部含む）の劣化、グラウト不足（PC鋼材腐食含む）、施工目地部の劣化
・初期ひび割れ、荷重によるひび割れ
・腐食（腐食、防食機能の劣化）、疲労、遅れ破壊、支承の劣化